プロジェクト紹介
PROJECT
明石コミュニティ創造協会運営支援
期間:2012.04〜2018.03
明石コミュニティ創造協会HP
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概要
兵庫県明石市において、協働のまちづくりを進めるために設立された中間支援組織「明石コミュニティ創造協会」の運営支援を行いました。
背景
地域課題が多様化・複雑化する中、住民主体での課題解決が求められています。一方で、自治会や町内会の加入率減少は、多くの自治体の悩みにもなっています。明石市も、1989年に91.2%あった加入率が2013年には78.5%に低下している状況です。そのような中、明石市では地域の様々な課題に住民主体の課題解決を進めていくため、小学校区ごとに協働のまちづくり推進組織を設立したり、分野型市民活動の活性化がのぞまれたり、市民と行政による協働のまちづくりを進めていくことを求められています。
実施概要
これまでのシミンズシーズの“市民と関わる”“シミンのジリツ(主体性)を支援する”というノウハウを明石コミュニティ創造協会の職員に伝えました。例えば、自治会などの地域の会議では、会長が一人で発言・参加者は何も言わない…というスタイルが一般的とも言える状態になってしまっています。しかし、地域住民の参画を生むためには、地域の会議にも対話が大切です。明石コミュニティ創造協会の職員が地域の会議活性化に向けた支援ができるよう、シミンズシーズで実施してきた場のつくり方や進行方法などをアドバイス。そこで生まれた議論により、「環境」「子ども」「安全」「福祉」など、地域に必要なテーマを設定、住民が得意分野を活かして参加できる体制となりつつあります。
2017年度からは、明石コミュニティ創造協会が「複合型交流拠点ウィズあかし」の運営もスタート。シミンズシーズの東播磨生活創造センター「かこむ」運営で培ってきた市民参加型運営のノウハウを明石コミュニティ創造協会に伝えました。