プロジェクト紹介
PROJECT
人・まちわくわく学び塾事業(まちマチゼミ)
期間:2020年~現在進行中
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概要
東播磨の若者が地域への愛着を深め、地域で活躍する人材になってもらうことを目的に、地域の課題解決に向けた企画立案・実践や、地域づくりに携わる大人の事例紹介などの学びの場を提供しています。
背景
進学、就職で県外へ転出する若い世代が「いずれは地元に帰りたい」「地元がふるさと」と思えるかどうかは、学生時代にどれだけ社会・地域と接点を持っていたかが大切です。しかし、現状、若者が日常生活で地域に興味を持つ機会は多くありません。
そこで、シミンズシーズがこれまでに培ったネットワークを活かし、若者が地域の魅力的な大人と出会い交流する場を企画・コーディネートしています。
実施概要
「総合的な探究の時間」を使った地域との接点づくり
文科省の定める「総合的な探究の時間」について、探究活動と生徒のキャリア形成との結びつきを作ることに苦慮する学校が少なくありません。
特に生徒が課題を見つけるための情報との接点が少ないため、シミンズシーズでは一部の学校と連携し、「総合的な探究の時間」の授業として「身近な疑問や関心から、地域の活動を自分ごとにして活動している人たち」をコーディネートしています。仕事や地域活動を通じて探求し続けている大人のみなさんが「はじめたきっかけ」などをいきいきと話してくれています。
地域の大人から話を聴き一緒に活動をすることで、地域との接点がなく、興味関心を持てなかった学生が「大人」や「地域」についてのイメージを持つことができるようになりました。また、参加した大人からは「学生の成長に関わり、間近で感じることが出来たことが喜びであり、自分の学びにつながった」と感想をいただいています。
地域とつながる学びと発表の機会「まちマチゼミ」
さらにこの取り組みを広げるべく、地域について関心のある高校生を対象に「まちマチゼミ」を開催。サポートする大学生・社会人とともに、まちの気になることについてグループでの課題設定を行い、フィールドワークで課題についての調査、その結果から考察し、自らがまちに対して実践できるアクションとしてまとめ、発表する機会を提供しました。
学校の探究授業だけでなく、⾃分の世界をもっと広げたいと感じている若者が同じ関心を持つ仲間と出会うことで今後の活動につなげていきます。
若者と地域をつなぐ地域人材の育成
地域と接点の少ない若者に対し、若者自身や年齢の近い大人が身近な存在として、地域情報の提供ができるコーディネーターの育成を図っています。
ファシリテーション講座の実施や、コーディネーターとして必要なコミュニケーションスキルを磨くインターン受け入れ等を実施しています。